ご挨拶

 
    昭和47年4月に公益法人として設立した当法人は、新公益法人制度の下、平成25年4月に一般財団法人に移行し、設立50周年を機に、令和5年4月には現法人名「一般財団法人山梨県森林総合コンサルタント」に改称して新たな船出をいたしました。

    戦後復興期からこれに続く高度経済成長期に著しく増加した治山・林道事業の行政需要を背景に、県及び県内市町村の技術者不足などの状況を受けての測量設計業務からスタートした当財団の受託事業も、治山・林道事業に加え、森林整備事業に係るコンサルタント業務などにもその守備範囲を広げて参りました。

    地球的規模での環境問題が深刻化するなか、世界中の人々が、ひとつしかないこの地球で暮らし続けられる「持続可能な世界」を実現するために進むべき道として、2030年までの達成目標「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」が定められていますが、その17のゴールのうち、森林は14のゴールの達成に貢献することが出来ると言われています。

    また、ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)など新たな技術を活用し、林業の成長産業化を推し進めるスマート林業や、治山・林道事業など建設生産システム全体の生産性向上を目指すi-Constructionといったイノベーションも進展しています。

    当財団では、技術の研鑽と組織強化に努め、時代に応じた役割を果たしていけるよう役職員一同さらに努力して参る所存であります。

    関係する皆様方には、一層のご支援・ご指導を賜りますようお願い申し上げご挨拶といたします。


   一般財団法人 山梨県森林総合コンサルタント
理事長  東條 初恵
     
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